【業務委託サロン・シェアサロン経営者が教える】フリーランス・個人事業主としてのはたらき方を選択する前に、美容師・ビューティシャンが知っておくこと

この記事を読んだあとに得れるコト

① フリーランス・個人事業主のはたらき方が理解できる

② フリーランス・個人事業主で働くメリット・デメリットが理解できる

フリーランス美容師・ビューティシャンとは?

フリーランス(Freelance)の意味

特定の企業や団体、組織に属さず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主のこと。

日本では法令上の用語ではないが、自由業または自由職業とも呼ばれる。

この形態により請け負った業務を遂行する人をフリーランサーまたはフリーエージェントとも呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フリーランス美容師・ビューティシャンが増加した背景

芸能界やエンジニアなど特殊なスキルや技術を必要としていた業界では、一般的だったフリーランス。

低賃金と高離職率が課題だった美容業界に変化を起こすきっかけとなった面貸しサロン・業務委託サロン・シェアサロンの増加に伴い、フリーランスや個人事業主としのはたらき方ができる環境が美容業界全体に整ってきたことが一要因と考えられます。

フリーランス美容師・ビューティシャンのはたらき方【面貸し/シェアサロン】

美容業界におけるフリーランス美容師・ビューティシャンの働き方は、大きく分けて2つ。

面貸しサロン・シェアサロンとは、美容師やビューティシャンに対して必要な設備や機器が揃ったスペースを貸し出すサロンを指す名称。

米国大手でコワーキング・シェアオフィス事業を展開するweworkが一時期注目を浴びましたが、シェアサロンは、これらの業態から派生した美容版コワーキングスペースと言えるでしょう。

あくまでスペースを『貸す・借りる』の関係性で、スペースを貸し出すサロンと個人の間で、雇用契約や業務委託契約を結ぶことはありません。

フリーランス美容師・ビューティシャンのはたらき方【業務委託】

業務委託サロンと契約を結び、店舗や設備、材料や集客まで会社が行い、実際に顧客の施術を行うのは業務委託契約を結んだ美容師・ビューティシャンが行う形態です。

面貸しやシェアサロンのはたらき方と大きく異なるのは、店舗や設備をはじめ、材料や集客まで会社が用意する点。

面貸しやシェアサロンは、個人が材料や集客まで担う必要がある為、材料や集客が不安な場合、業務委託サロンから、フリーランス・個人事業主としてのはたらき方を始める方が多く見受けられます。

フリーランス美容師・ビューティシャンのメリット

会社に従事せず、自分の責任と裁量で、自由に仕事をしたい人はフリーランス向きと言えるでしょう。

フリーランスは受注する仕事や勤務や休日などのはたらき方を自分で決めることができます。

面貸しサロン・シェアサロンではたらく場合は、カット料金など自由に料金設定もできるので

指名数(顧客数)と客単価を上げる力があれば、収入を増やすことが可能です。

フリーランス美容師・ビューティシャンのデメリット

面貸しサロン・シェアサロンを利用してフリーランスとしてはたらく場合

スキルアップ・集客・材料・売上まで、自分自身のマネジメントは全て自己責任の範囲となり、また、指名数(顧客数)と客単価を上げる力に加えて、新規集客のスキルが必須となります。

基本給などの固定給がない為、集客が不十分、ケガなどの理由で休業した場合は、当然、収入の減少や収入がゼロになるリスクを抱えます。

最後に

正社員やアルバイト、パート勤務が一般的だった美容業界も

2005年ごろから多店舗展開、チェーン展開を行う業務委託サロンが急増し、2017年ごろから面貸しサロンが進化したシェアサロン業態が注目を浴びるようになり、フリーランスや個人事業主としてはたらく環境が整いつつあります。

また社会的にインターネット環境やスマートフォンなどのインフラ整備が進んだことで、スマートフォンやSNSの普及に拍車がかかり、個人と個人が常時オンラインで繋がれることが当たり前となった今、どの業種においても、会社というプラットフォームの中ではたらく意義や目的が、以前と比べて希薄化しているように感じています。

フリーランスや個人事業主のメリット・デメリットに目を向けがちですが、今現在のはたらき方を見直す選択肢が増えたことは、美容業界全体にとってはプラスだと考えています。

個人のキャリアや目標は誰かに実現してもらうモノではなく、自分で決めて、自分で推し進めるモノ。

今と将来のはたらき方を見つめ直す機会になれば幸いです。